希望する施設に通えるよう、受け入れに向けた支援体制の拡充、医療的スキルや知識を有する人材確保等、支援ニーズへの的確な対応を含む情報発信の取り組み等を求めました。
　健康福祉局長は「退院支援やサービス利用調整を行う“医療的ケア児・者等支援拠点”を新たに市内２ヵ所に設置し、医療的ケア児等コーディネーターに保健師及び看護師を配置する等、関係機関との連携強化を図り、ニーズに応じた情報提供に努める」と答弁しました。

　令和2年度の予算執行において、市民の命や生活を守る観点から、12項目にわたる質疑を行いました。
　ワクチン接種の予約については、ネットや電話がつながらない等の課題があることから、今後予定の3回目接種では、改善を求めたのに対し「円滑に予約が行えるよう検討していくと」の答弁がありました。
　また、コロナ禍における子どもたちの学びの確保、生活困窮者支援・中小企業支援等に対して、効果的・効率的な施策の実施を求めました。
　市長からは、令和4年度の予算編成について「感染症対策のほか、脱炭素やデジタル化などの社会経済状況の変化に伴う新たな課題への対応を推進する」との力強い答弁がありました。

　公明党は、経済的理由等から生理用品が入手困難な方への対応策を提案。この度、民間事業者との連携で市内公共施設(川崎市立看護短大17ヵ所、幸区役所9ヵ所)の女性トイレ等に生理用品を無料で提供する機器（ディスペンサー）が設置されました。
　また、区役所地域みまもり支援センター窓口、区社会福祉協議会窓口等で生理用品の無償配布もします。