新型コロナの第２波が襲来すれば、誰もが感染する可能性があることから十分な備えを求めるとともに、検査体制と病床確保の強化を訴えました。
　病院事業管理者と健康福祉局長は「唾液を用いたＰＣＲ検査は非常に有効な手段」との認識を示し、「今後、検査ニーズの増加に対応できるように関係機関と連携を図る」と約束。　　　
　病床の確保については、「警戒アラートが発動した場合には約２週間で必要数まで拡大できるよう各病院と調整を進める」と答弁しました。

　新型コロナウイルス感染拡大に伴い、自然災害との複合災害リスクが高まっていることの危機感に触れ、避難所等の体制の構築を急ぐように要請しました。
市長は、「災害時の避難所運営での感染症対策のため、医療分野や防災分野の専門家等の意見を伺い、マニュアル作成を6月中に完了する」と約束しました。
　危機管理監は、「自宅待機や親戚・友人宅への避難、車中避難等は避難所での『３つの密』を避けるために有効なので、分散避難を進める」と明言しました。

　新型コロナウイルス感染症の影響により、子育てと仕事を一人で担うひとり親家庭に、大きな困難が生じていることを踏まえ、収入の減少に対する支援を訴えました。
　こども未来局長は、「新型コロナウイルス感染症の影響を受けて家計が急変し、直近の収入が児童扶養手当の対象となる水準に下がったひとり親世帯に、１世帯当たり５万円、第２子以降は３万円を支給する」と答えました。

　7月1日より「川崎市パートナーシップ宣誓制度」が開始されました。
　LGBT等の市民カップルが対象で、互いに人生のパートナーであることを宣誓することで、公的な認証が得られるものです。賃貸住宅への入居や緊急時の病院で面会がしやすくなるという当事者の生きづらさを軽減させることが期待されます。

　大雨時に注意を要する箇所へ危機管理型水位計と河川監視カメラを設置しました。
　水位の確認と避難情報がより正確になり、早めの行動が可能になります。
【設置場所】　
　三沢川(南武線下流)
　平瀬川支流(長澤4号橋)
　矢上川(鷹ノ巣橋)
　二ヶ領本川(久地駅前・稲生橋)等

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