公明市議会ニュース　令和元年　第95号

　県内私立高校生の授業料の無償化に続き、都内の私立高校に通う生徒への支援の拡充を求めました。市は、「平成２９年１２月の閣議決定の新しい経済政策パッケージの中で私立高校の授業料の無償化の動きもあり、その動向等を注視し対応を検討したい」と回答しました。

※右記年収はモデル世帯の目安です（両親の一方がサラリーマンとして勤務、高校生1人、中学生1人の家庭の場合）

　公明党は市立看護短期大学の４年制化を提案し推進してきましたが、このほど令和４年４月の開学が決まりました。そこで、4年制大学への移行や奨学金制度の拡充等の取り組みについて見解を質しました。

　教員公募は10月より行い、奨学金については、卒業後の市内定着や優秀な学生の確保のため、授業料等の設定も踏まえ検討することが今回明らかになりました。

　　ぬまざわ和明議員は、公明党を代表して、３月に開催された予算議会で代表質問に立ち、豪雨対策、待機児童対策、教育施策、障がい者通所施設の整備、海洋プラスチックごみ問題など28項目にわたり行政の取り組みを質しました。

　市側からは、10月からの消費税率引き上げに伴うプレミアム商品券の発行、幼児教育・保育の無償化の導入、認知症疾患医療センター等への取り組み、児童相談所の強化と警察の連携、乳児用液体ミルクの災害備蓄や熱中症対策としての体育館の冷房化などについては前向きな答弁を引き出しました。

　「予防型の防災・減災対策を大きく前進させるべき」と主張し、素早く避難できる体制の強化を訴えました。

　川崎市は「河川に低コストで設置できる簡易型カメラの設置を進め、水量などの画像情報を住民に提供することで、適切な避難判断を促せるようにする」と答弁。また、災害情報の発信が必ずしも住民の避難行動に結びついていない実態を踏まえ、洪水等の切迫度を5段階で示す「警戒レベル」の運用を開始しました。今後は「ぼうさい出前講座」等を通じて周知が図られます。

　今年も「かわさき健康チャレンジ」が6月１日から12月31日の期間でスタート。特定検診やガン検診の受診、個人で設定した健康目標へのチャレンジ等でポイントを3つ集めて応募すれば、抽選でJAセレサ川崎の商品券や入浴施設のチケットなどが当たります。

【問い合わせ先】
　TEL:　044-200-3939
　（サンキュウコールかわさき）

　今年も秋に開催

　昨年から天候等を考慮して、秋開催となった「川崎市制記念多摩川花火大会」は、今年で78回目を迎えます。世田谷区「たまがわ花火大会」と同時開催となり、１時間で合計１万２０００発は首都圏最大級となります。

開催日／令和元年10月５日（土）
打ち上げ時間（予定）／18時～19時

インフルエンザ予防接種のお知らせ

　今年も10月～12月に、65歳以上の方へのインフルエンザ予防接種が自己負担2,300円で実施されます。60歳～64歳で、心臓・腎臓・呼吸器・免疫機能障害（障害１級程度）がある方も対象となります。市県民税非課税世帯などのみなさんには、自己負担が免除されます。

【問い合わせ先】
　TEL:044-200-8181