公明市議会ニュース 2023年 第112号
―令和5年第4回定例会 代表質問―
安心と希望を届ける政治を
かわの忠正議員
9月15日、かわの忠正議員(幸区)は、公明党川崎市議団の代表質問に立ち、ふるさと納税による市税流出抑制、行政手続きのデジタル化・キャッシュレス化推進、多子世帯支援の拡充、産後ケア事業の拡充、認知症対策の拡充、健康寿命の延伸、がん疾患患者等への訪問看護充実、障がい児の親への両立支援、体育館の空調設置、不登校特例校の設置、狭隘道路解消等を訴えました。
公平な多子世帯の保育料減免!
保育料の多子減免について、第2子を半額、第3子以降を無償にする際、第1子は年齢制限を設けないよう訴えました。こども未来局長は、(現行の)同時に保育所等に在籍している小学校就学前の子に限定することは不合理であるので、「年齢制限を撤廃」すると答弁しました。
この多子軽減制度の拡充により新たに約2300世帯が対象となります。
行政手続きのデジタル化で市民サービス向上を
デジタル技術等を活用して、デジタル社会を実現するため、電子申請やキャッシュレス決済の推進を訴えました。
総務企画局長は、「7月末現在で約2600の手続きをオンライン化してきた。今後さらにオンライン手続きを進める。キャッシュレス決済は現時点で51か所の窓口に導入した。10月からさらに10か所の導入を予定している。今後、利用ニーズの高い施設・窓口への導入を推進する」と答弁しました。
行政手続きのデジタル化で市民サービス向上を
健康福祉局長は、「緩和ケアはがん患者の心身の痛みを和らげ、療養の質の向上に重要な役割を果たしている。これまで直近5年間で60床から100床まで拡充してきた。現時点では基準病床制度により新たな病床整備が出来ない状況だが、新たな病床配分が可能となった際には、さらなる拡充策を検討する」と答弁しました。
-福田市長に2024年度予算要望-
10月30日、公明党川崎市議会議員団は、福田市長に2024年度予算編成に関する予算要望書を手渡した。
要望書には「市民生活を守る物価高騰対策」「結婚・妊娠・出産・子育て・教育などライフステージに応じた切れ目のない支援拡充」等、重点11項目を含む677項目を要望しました。
-令和5年第4回定例会 総括質疑-
“空家”問題の早期解決へ!
浦田だいすけ議員
国の法改正を受け、所有者不存在空家の特定空家等指定を可能とする基準見直しを求めました。
市は、「将来著しく保安上の危険性がある状態に陥ることが予見される場合は、特定空家等と認定できるよう、判定基準の改定を検討する」と答えました。
コロナワクチン無料接種 R6.3.31まで
新型コロナワクチンの無料接種を受けられる期間は、令和6年3月31日までです。期間中は、初回接種を完了している(市内住民登録のある)全ての方が無料で接種することが出来ます。24年度以降、65歳以上の高齢者などはインフルエンザと同じ、公費助成で低額で受けられる「定期接種」とし、それ以外は、希望者が自己負担で受ける「任意接種」となる見込みです。
新しい市役所新本庁舎が完成しました
新庁舎では、川崎市内や東京、横浜の風景を一望できる展望ロビー・スカイデッキや、旧本庁舎の一部を創建当時の姿で復元した復元棟、屋上庭園などを一般開放しています。
スカイデッキでは、天気が良ければ東京スカイツリーや富士山の景色を楽しむこともできます。
見学時間 土日祝日を含め、9時~21時(年末年始は除く)
※展望ロビー・スカイデッキは、天候や周辺イベント等の影響で利用を制限することがあります。
左から、川島まさひろ(中原区・政調会長)・春たかあき(高津区・政調副会長)・工藤れいこ(宮前区・新)・枝川まい(幸区・新)・河野ゆかり(多摩区・副団長)・浜田まさとし(川崎区・団長)・田村しんいちろう(宮前区・副団長)・かわの忠正(幸区・監査委員)・やなぎさわ優(麻生区・新)・平山こうじ(高津区)・浦田だいすけ(川崎区)